ユニクロ神戸三宮店オープン、開店前に200人行列 一時入場を制限 地元画家らとコラボ「神戸土産にも」

オープン前に約200人が列をつくった「ユニクロ神戸三宮店」=神戸市中央区三宮町1

 兵庫県内最大級の「ユニクロ神戸三宮店」(神戸市中央区)が29日、三宮センター街にオープンした。午前10時の開店前から約200人が列をつくり、20分前倒しで営業を開始。一時入場を制限するほどの人気ぶりで、店内は買い物客でにぎわった。

 同店は、28日に閉店した神戸三宮店と2月に閉じた神戸元町店を統合。売り場はビルの1~5階で、面積約1800平方メートル。地域の旗艦店として、男女、キッズ、ベビー向けのほか、地元企業や団体とコラボレーションした商品をそろえた。生花の販売や同店限定デザインの刺しゅうなどができるリメーク(作り直し)サービスも提供する。

 店内では、買い物客がお目当ての品を探したり、最新アイテムを試着したりしてショッピングを楽しんでいた。神戸市中央区在住の女子大学生(22)は「品ぞろえが多くて、買い物しやすかった。今後来る機会が増えそう」。同市出身の画家、佐藤未瑛さんとのコラボ商品を購入した男性(72)=西宮市=は「(神戸の街が描かれた)Tシャツとバッグを関東に住む息子と孫に神戸土産で渡したい」と笑顔を見せた。

 同店の斎藤敦史店長(46)は「コラボ商品など他店にはない魅力があるので、ぜひ足を運んでほしい」と語った。午前11時~午後9時(29~31日のみ午前10時開店)。(谷口夏乃)

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