函館市はきょう、北海道新幹線の函館駅乗り入れについての調査結果を公表しました。
調査は大泉潤市長が選挙公約に掲げていたものです。およそ3700万円をかけ東京のコンサルタント会社に委託して行われ、きょう市議会の総務常任委員会で結果が報告されました。
調査では、函館・札幌間を直通で乗り入れた上で東京・函館間について①東京からは乗り入れない②スイッチバックで乗り入れる③新函館北斗駅などで車両を分割・連結して乗り入れる-の3つのパターンについて、フル規格とミニ新幹線の両面から検討しました。
調査結果では技術的にはいずれの方法でも整備可能とし、直接の整備費で173億円から186億円かかるとしています。
工事には最短で5年程度を見込みます。また、経済波及効果は110億円余りから140億円ほどと試算しています。