JR北海道 札幌-旭川間を最速60分に

JR北海道が、北海道新幹線の札幌延伸後に在来線の札幌ー旭川間などを高速化する事業構想をまとめたことが分かりました。

構想は、札幌ー旭川間の所要時間を現在より25分短い最速60分、札幌ー新千歳空港間は8分短い最速25分とする内容です。

JR北海道は2030年度末の新幹線札幌延伸を前提に、31年度の経営自立を目標に掲げていて、構想では、2路線の高速化を自立の柱の一つと位置付けています。

ただ、実現には線路の改修や最高速度の引き上げなどの課題もあり、採算性や安全性を慎重に検証する考えです。

構想は、24年から26年度の次期中期経営計画と合わせて来月1日に発表します。

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