立川談四楼 宝塚問題のパワハラ認定に「劇団幹部のあの高圧的な態度を忘れる人はいない」

立川談四楼

落語家の立川談四楼が29日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。昨年9月に宝塚劇団員が急死した問題で、阪急・劇団側がパワハラを認めたことについて思いをつづった。

28日、同問題をめぐって遺族と阪急阪神ホールディングス株式会社、阪急電鉄株式会社、宝塚歌劇団との間で合意書が締結された。本合意書ではパワハラがあったことが認められており、阪急阪神ホールディングス株式会社の角和夫会長も謝罪した。

また、遺族側の代理人を務める川人博弁護士が「〝パワハラ行為者〟は事実関係を強く否認して、劇団がそれを代弁する形になったのが交渉を長引かせた要因」と言及したこともあり、大きな話題となっている。

これを受け「現役俳優やOGも『何もかも後手』と失望しているが、ヅカファンや一般の人もそう思っているよ」と世論に触れた談四楼は「初期の、パワハラを認めない、劇団幹部のあの高圧的な態度を忘れる人はいないだろう」と指摘。

パワハラを認定していたことで「前進ではある」と評価を送りつつも「宝塚は大きな信頼を失ったね」とピシャリと言い放った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社