キッザニア甲子園に3つの新パビリオン、「関西万博」も視野に

子どもの職業体験施設「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)に、新パビリオンがオープン。記念セレモニーが開催され、その全貌が披露された。

3月27日にオープンした新パビリオンのひとつ「動画制作スタジオ」

3月27日に開業15周年を迎え、それを記念して今回新たに誕生したのは3つのパビリオン。まず、家の構造や断熱について学んだ後、施工図に沿って家の床や壁を設置するなどの大工体験ができる「モデルハウス(AI工務店)」。

大工体験ができる「モデルハウス」

2つめは、紫外線から目を守ることの大切さを学び、好きなフレームとレンズを組み合わせて、192パターンもの組み合わせの中から自分だけのサングラスを作れる「メガネショップ(OWNDAYS)」。

自分だけのサングラスを作ることができる「メガネショップ」

そして特に人気となりそうなのが、動画の撮影、出演、編集など動画を作るための一連の作業を体験できる「動画制作スタジオ(ソニー)」。実際にYouTuberたちが使っているカメラや、映画撮影の際に使われるカメラ、専用の編集ソフトなど、プロ級の機材を使って本格的な体験が楽しめる。

同施設を運営する「KCJ GROUP」代表取締役社長の圓谷道成さんは、「今日はちょうど15周年を迎えた日。そんな記念すべき日に3つのパビリオンをオープンすることができて、非常にうれしい。ますます盛り上がると思います。来年は大阪・関西万博が開催されるので、関西地域の活性化、関西地域の子どもたちの活躍に繋がればうれしいです」と、喜びを語った。

「キッザニア甲子園」の営業は2部制。1部は朝9時〜昼3時、2部は夕方4時〜夜9時まで。

取材・文・写真/野村真帆

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