ローソン、タイパ/コスパ/ウェルパ意識した商品開発へ のり弁がそのまま「おにぎり」に

ローソンは2024年4月2日から、「タイパ」や「コスパ」を重視した商品、健康やソーシャルグッドなど「ウェルパ」を意識した商品を開発、全国のローソンとナチュラルローソンで順次売り出す。

消費者の価値観や購買行動が変化

ローソンによる「2024年度上期の商品戦略」の発表(3月22日)によると、今回の企画は、近年、デジタル環境の進化やインフレなどの社会環境から、消費者の価値観や購買行動が大きく変化していることが背景にあるという。

なかでも、時間効率を意識した「タイパ」(タイムパフォーマンス)、費用対効果を意識した「コスパ」(コストパフォーマンス)、自分自身やまわりの環境を含めて居心地のよい状態を効率よく求める「ウェルパ」(ウェルビーイングパフォーマンス)のニーズが顕在化しており、今後もその傾向は強まるとみる。

そこでまず、4月2日から販売するのが、のり弁がそのままおにぎりになった「具!おにぎり まるで明太のり弁」(税込322円)。ちくわの磯辺揚げ、たまご焼き、白身魚フライ、明太子をご飯ではさんでいる。

このほか、コスパ商品として、「Lチキ」に比べて1gあたりの価格を下げたという「LLチキ レギュラー」(税込268円)や、大容量のPBカップ麺「麺大盛り 辛みそラーメン」(税込198円)などを開発中だという。

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