NYのコメディバレエ団 トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団、創立50周年記念し来日公演開催

アメリカ ニューヨークのコメディバレエ団 トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団が、5月25日より日本公演を開催する。

トロカデロは“誰もが気軽に楽しめるバレエ”をモットーに、1974年に旗揚げされた男性だけのバレエ団。今年は創立50周年を迎え世界中での公演を予定しており、日本公演は2年ぶりとなる。

トロカデロのステージでは、通常のバレエでは“あり得ない”シーンが随所に散りばめられている。例えば『白鳥の湖』では、よそ見をしていたバレリーナがつまずいて転倒したり、華麗に走っていたロットバルトは息切れして歩きだし、腹を立てた白鳥はファイティングポーズをとるなど、やりたい放題。一方、どんなジョークを演じてもバレエの良さを崩さないバレエテクニックや芸術性の高さも評価を得ており、バレエ界のアカデミー賞と呼ばれる『英国批評家協会ダンス賞』最優秀賞を受賞している。

33回目となる今回の来日公演では、『白鳥の湖 第2幕』と、息絶えるまで必死にもがく白鳥を独特の解釈でコメディ化した『瀕死の白鳥』を全公演で上演。その他の演目は公演により異なり、華やかな衣装やテクニックが見どころの『パキータ』や、ハッピーな世界観が特徴的な『ライモンダ』も予定されている。

なお、チケットは現在発売中。チケットや演目などの詳細は日本公演オフィシャルサイトへ。

(文=リアルサウンド編集部)

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