防災・減災対策の拠点だった「高梁川・小田川河川事務所」で閉所式 小田川付替え工事が完了し、役目を終える【岡山】

西日本豪雨ののち、小田川の付替え事業などを推し進めてきた国交省の河川事務所が、役目を終えました。きょう(29日)、真備で閉所式が行われました。

倉敷市真備支所に設けられていた高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所で、きょう閉所式が行われ、5年に及ぶ活動を終了しました。国土交通省が、西日本豪雨による被害を受け、災害防止事業や防災・減災対策などの取組みを行う拠点として設けていましたが、小田川付替え工事などが完了し、その役目を終えました。

(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所 濱田靖彦所長)
「浚渫だとか伐採、そういったものは状況を見ながら、しっかり維持管理を続けていきたいというふうに思っています」

今後の高梁川・小田川の管理は、岡山河川事務所が引き継いで行うということです。

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