高梁川・小田川の工事完了で真備の治水対策事務所が31日に閉所 所長「早めの避難は引き続き心掛けて」 岡山

2018年の西日本豪雨の後、国が倉敷市真備地区に設置し、治水事業などに取り組んできた事務所が、31日に閉所します。

「高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所」の閉所式には職員や関係者らが出席し、入口の看板を外すなどしました。

この事務所は、2018年に発生した西日本豪雨の翌年、国土交通省が倉敷市真備地区に設置したものです。河川の決壊箇所の復旧や高梁川と小田川の合流点の付け替え工事に取り組んできました。

3月23日に付け替え工事が完了したことなどから31日で閉所となります。

(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所/濱田靖彦 所長)
「事業が完成して平成30年7月豪雨のと同様の雨については安全に流すことが可能となった。早めの避難というところは、引き続いて心掛けていただきたい」

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