新緑の京都彩る 京都・先斗町「鴨川をどり」衣装合わせ

京都の新緑の季節を彩る京都の花街、先斗町の舞台公演「鴨川をどり」の衣装合わせが28日、京都市中京区の先斗町歌舞練場で行われました。
歌舞練場の大広間では、舞台と同じ華やかな衣装を身に着けた芸妓や舞妓らが並んでポーズなどをとり、報道陣の撮影に応じました。5月1日から始まる「鴨川をどり」は、京都の花街の舞台公演のなかでも最も上演回数が多く、185回目を迎えることしは、源氏物語をテーマにした舞踊劇と純舞踊の2部構成となっていて、光源氏をめぐる恋模様などが優雅な平安絵巻となって舞台に再現されます。舞台では、セットを背景にパンフレット用の写真撮影が行われ、振付を担当する日本舞踊・尾上流四代家元の尾上菊之丞さんが、立ち位置や所作などを出演者に指示していました。総勢40人が出演する「鴨川をどり」は、5月1日から24日まで、先斗町歌舞練場で行われます。

【声】先斗町 舞妓 秀芙美さん
「たくさんの方に喜んでいただけるよう精一杯がんばりとおす。おたのもうします」

【声】先斗町 舞妓 市琴さん
「ことし舞妓で出さしていただくのが最後になるので、精一杯きばらさしていただきとおす」

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