チョイソコてんり 本格運行始まる

高齢者などの移動を支援する乗り合い送迎サービスが実証運行を経て4月1日から本格運行が始まります。

これは決まった路線や時刻表のないAIを活用した新しい形の乗り合いの送迎サービスで天理市と奈良トヨタグループが協定を結んで実証運行などを行ってきました。29日は本格運行を前に実証運行より1台の車両を加えた4台の車両が披露されました。

車両には山の辺の道をイメージした緑のラインに天理市を象徴するイチョウの葉がデザインされています。この送迎サービス「チョイソコてんり」実証運行での登録者が約1900人で利用者の9割が本格運行を望みました。現在の登録者は2150人まで増えていて4台合わせて1日に80件から100件ほどの対応が可能だということです。

天理市 並河市長

「AIを活用した乗り合い交通の導入によりこめまでよりきめ細やかに市民の皆さんの移動をサポートできると考えています。」

奈良トヨタグループ 菊池攻 代表取締役社長

「電車やバスを使って身近なところまで行ける。(移動手段を)ミックスしていけるのがモビリティの将来じゃないかと思います。」

乗り合いで希望の場所へ行く「チョイソコてんり」4月1日から本格運行が始まります。

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