日経平均、201.37円高の「40,369.44円」で取引終了…個別ではジャパンディスプレイが大幅安【3月29日の国内株式市場概況】

2024年3月29日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

3月29日の日経平均株価は、前日比201.37円高の40,369.44円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが162銘柄、値下がりが58銘柄、変わらずが5銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、レーザーテック〈6920〉、テルモ〈4543〉、ファナック〈6954〉、信越化学工業〈4063〉、エムスリー〈2413〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は17億5,100万株と前日と比べて減少した一方、売買代金は5兆0,890.32億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、繊維製品、不動産業、建設業、パルプ・紙、空運業などが上昇した一方、海運業、ゴム製品が下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が小糸製作所〈7276〉で+500円(+24.57%)の2,535円、2位が野村マイクロ・サイエンス〈6254〉で+650円(+12.29%)の5,940円、3位がKOKUSAI ELECTRIC〈6525〉で+345円(+8.97%)の4,190円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-2円(-8.33%)の22円。中国での工場建設協議が思うように進まず、交渉期限を今月末から今年10月末まで再延期したことが嫌気されたとみられます。そのほか、2位がさくらインターネット〈3778〉で-410円(-6.73%)の5,680円、3位がビジョナル〈4194〉で-530円(-5.48%)の9,150円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは105銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。

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