押忍!世界12か国 約120人の空手家が愛媛で交流

世界各地の空手家が愛媛を訪れ、観光や文化も体験しながら交流を深めていて、29日は、お城下で稽古などに臨みました。

(師範)
「フルパワー!スティルスピード」

(参加者)
「1、2、3、4・・・」

こちらは松山市の城山公園。日本の他オーストラリアやベルギー、南アフリカなど、世界12か国の空手家およそ120人が青空のもと稽古に励みました。

これは極真会館愛媛県戸田道場が開いたセミナーで、およそ1時間にわたり基本の突きや蹴りなどを繰り返した後、メンバーは標高132メートルの城山を歩いて松山城の天守を目指しました。

(カナダからの参加者に歩きながらインタビュー※和訳)
「素晴らしい場所エネルギーがわいた」
(記者)
「稽古中、城が見えてどうだった?」
(カナダからの参加者)
「wow!美しい。今から城の方にトレーニングに行く。楽しい」

さらに、天守のふもとでも型の稽古に臨み、心身を鍛錬していました。

稽古の後はランチタイム、松山のサクラは27日に開花宣言があったばかりで、少々、寂しい花見となりましたが、サクラの木の下で弁当を広げ交流を深めました。

(記者※和訳)
「カザフスタンでは空手は人気ですか?」
(カザフスタンからの参加者)
「カザフスタンでは空手がとても人気約4万人が学んでいる」

(ドイツからの参加者)
「海も山もあって人もフレンドリーで感動している」

(カザフスタンからの参加者)
「世界の各地で友達ができて、ずっと知り合いの関係ができているのは楽しい」

(戸田美智男代表師範)
「日本の文化とか伝統とか観光も含めて体験してもらって、独特の日本の武道の精神を広めてほしい」

セミナーは31日までで、30日は中四国の選手も集い、愛媛県武道館で試合が開催される予定です。

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