秋元(青森山田)女子ライト級V/高校選抜ボクシング

女子ライト級を制し笑顔を見せる秋元

 全国高校ボクシング選抜大会の各階級決勝が29日、岡山県の玉野市総合体育館で行われ、青森県勢は女子ライト級の秋元アリンダ(青森山田高1年)が優勝した。

 同階級には8選手が出場した。秋元は準決勝で、昨夏のインターハイ女子エキシビションの同階級を制した強豪選手を破り決勝に進出。第1ラウンドは硬さがあり苦戦したものの、第2、3ラウンドは強気に攻めるボクシングで効果的にパンチを当て、5-0で判定勝ちした。

 秋元は「けがや減量に苦しみ、うまく練習ができない日もあったが、優勝を目標に諦めずに取り組んだことが報われてうれしい。次はインターハイ優勝に向けて頑張りたい」と語った。

 県勢はこのほか、男子ライト級の松田佳大(弘前工2年)が2位となった。

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