京都サンガ、リード守れず東京Vとドロー 後半アディショナルタイムに痛恨失点

東京V-サンガ 試合終了間際、同点ゴールを決められるサンガの具(味の素スタジアム)

 J1京都サンガFCは29日、味の素スタジアムで第5節の東京V戦に臨み、後半追加タイムに失点して2-2で引き分け、2試合ぶりの白星を逃した。勝ち点を5とし、順位は暫定12位。

 サンガは、出場停止のアピアタウィアに代わって宮本がセンターバックに入って今季初先発。負傷した金子に代わりアンカーには川崎が先発した。武田が3試合ぶりに先発復帰し、山崎が3試合ぶりにベンチに入った。

 サンガは前半から主導権を握った。3分、トゥーリオのパスに抜け出した豊川がネットを揺らしたがオフサイドでゴールならず。しかし、同22分、宮本のロングボールを胸トラップで収めた豊川が芸術的な右足ボレー弾で先制。4分後には、松田のスルーパスに抜け出した原が今季初ゴールを決めて追加した。

 後半も立ち上がりこそ良かったが、徐々にプレスが追いつかず、ボールを動かされて守勢に回った。同35分、福田が与えたPKを決められて1点差とされると、追加タイムにクロスから押し込まれて同点とされた。

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