流通経大サッカー部監督を職務停止処分 協会、パワハラ行為で 他大学監督に威圧的な発言

日本サッカー協会の元理事で流通経大男子サッカー部の中野雄二監督(61)が他大学の監督に威圧的な発言を浴びせるなどのパワハラ行為をしたとして、日本サッカー協会から3カ月の公的職務停止処分を受けたことが29日、関係者の話で分かった。

同協会による懲罰決定は3月4日付。中野監督は同日から職務を停止している。関係者によると、昨夏の全国大会エントリー手続きを巡り、全日本大学サッカー連盟の理事長を務める中野監督が他大学の監督を叱責(しっせき)。この行為がパワハラに当たったという。大学関係者は「部員や保護者への説明を進めている」としている。

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