【中日】ロドリゲスがまさかの落球 黒星発進に立浪監督「今日は悪い方が出た」

逆転負けを喫した立浪監督

中日が29日のヤクルト戦(神宮)に4―7で逆転負け。守りのミスから痛い一敗を喫した。

勝ちパターンが暗転したのは3―2と1点リードで迎えた8回裏だった。4番手・松山が先頭の村上を遊飛に打ち取りワンアウト。と、思いきや開幕戦で遊撃を任されたクリスチャン・ロドリゲス内野手(21)がまさかの落球で無死二塁。ここから松山は崩れ、打者4人に対して一死も取れず4失点(自責1)で降板。9回の反撃も及ばず3年目の立浪竜は黒星スタートとなった。

ロドリゲスは3回、塩見が二盗した際に三塁進塁を許す捕球ミスをしており、この日2失策。6回一死一、二塁の場面でも併殺かと思われた中村の遊ゴロを転倒して満塁にしてしまう(記録は内野安打)などまずい守備が目立った。

試合後、立浪監督は「ミスから失点という形で今日は負けましたけど、開幕戦はどこのチームも勝ちたい思いでやっている中でいろんなことが出る。今日はミスが出て、そこから得点された。ミスした人は、次に取り返すぐらいの気持ちで臨んでもらいたい。誰がミスしたとかそういうことではなく。うちは今年守り勝つ野球を掲げている。今日は悪い方が出ましたけれど、また明日からしっかり練習してやっていきたいと思います。以上」と振り返ったが、開幕からいきなりロドリゲスに守備の不安が出たのは大誤算だったはず。

開幕2戦目(30日)で遊撃スタメンはどうするのかを含め、指揮官のかじ取りが注目される。

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