横浜・上瀬谷の国内最大級テーマパーク構想、相鉄や東急も参画へ 三菱地所など5社と市が基本協定

上瀬谷通信施設跡地=横浜市瀬谷、旭区(2023年3月撮影)

 上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)で2031年ごろの開業を目指す国内最大級のテーマパークを巡り、開発主体の三菱地所(東京都)が、相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)や東急(東京都)などと連携して事業を進めていくことが29日、分かった。三菱地など5社は同日、市と基本協定を締結。各社のノウハウを持ち寄り、一大プロジェクトの土台づくりに取り組む。

 関係者によると、新たに事業に参画するのは相鉄HD、東急、東急不動産(同)、三菱倉庫(同)の4社。

 三菱地は昨年9月、跡地を4分割したエリアの一つ「観光・賑(にぎ)わい地区」で、テーマパークなどの複合集客施設を開発する事業予定者に決定。アニメやゲームといった「ジャパンカルチャー」を核に据え、最新鋭の技術を駆使する「KAMISEYA PARK(仮称)」(約70ヘクタール)の整備計画を公表した。

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