札幌市電8つの停留所の"副名称"決定!「狸小路」は「狸小路 AOAO SAPPORO前」に

利用者の減少などで財政が悪化している札幌市電。

市電を運営する札幌市交通事業振興公社は、財源確保のため14ヶ所の停留場で「副名称」のネーミングライツを募集しました

このうち8ヶ所の停留所の新たな名称が3月21日に公表されました。

8停留所の副名称が決定!

広告料が最も高かったのは狸小路停留所の年間66万円で、『AOAO SAPPORO』が契約しました。

車内アナウンスなどは「狸小路 AOAO SAPPORO前」となります。

複数の応募があり、唯一抽選となったのは中島公園通停留場。

権利を得たのは『豊平館』です。

北海道歴史文化財団の松井則彰さんは、「豊平館はまだまだ市民に認知されていないし、観光客にもどんどん来てもらいたい施設だと思っているので、これをきっかけに気軽に足を運んでいただきたい」と話します。

全部で14の停留所でネーミングライツを募集しましたが、今回副名称がついたのは8ヶ所。

今回ついた新しい副名称は、4月1日から来年3月末の1年間表示されます

ちなみに残りの6ヶ所については、次の更新まで募集はしない方針のようです。

ネーミングライツによる収入はあわせて約343万円で、市電の運行業務などにあてられるとのことです。

*みんテレ3月21日OAのものです

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