【2024年最新版】100万円以下で買える新車《軽自動車》 3選!

新車購入時にかかるその他の費用は?総額費用をシミュレーション

いまや軽自動車でも200万円を超える車種があり、300万・400万円台も珍しくありません。

性能は向上し、安全装備も快適性も素晴らしいため相応の価格といえるでしょう。しかし、生活に欠かせない日常の足としては、あまりにも高額です。

そこで各メーカーのラインナップを調べてみると、まだ100万円を切るモデルがあることが分かりました。最新の安全装備や走行性能を装備した新車が100万円以内で買えるのです。

今回は、いまの時代に貴重ともいえる100万円以下で買える新車を、3車種ご紹介していきます。

※100万円以下のグレードが存在していたスズキ「アルト」が、2023年11月に価格が改定されて106万円からとなりました。OEM車を除くと、100万円以下で買える新車軽自動車は、実質的にダイハツ「ミライース」だけとなります。そのため、ミライースのOEM車を含めた3車種をご紹介いたします。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

ダイハツ「ミライース」価格:86万200円~124万8500円

ダイハツ「ミライース」、車両本体価格にかかるその他費用は?総額をシミュレーション!

ダイハツ「ミライース」は、現在新車で100万円以下で買える唯一の乗用車です。

このあとご紹介するトヨタ「ピクシスエポック」とスバル「プレオ」は、このミライースのOEM供給車種となります。

ミライースは価格が安いだけではなく、安全装備が充実しています。

グレード名に“SA Ⅲ”がついているのが、ダイハツの予防安全機能「スマアシ」装着車です。

100万円以下の車両価格の「スマアシ」装着車はL“SA Ⅲ”とB“SA Ⅲ”の2グレードとなります。

「スマアシ」非装着であればLとBがあり、Bの2WD車が86万200円という最安グレードとなっています。

ダイハツ「ミライース」の価格表(消費税10%込み)

ダイハツ「ミライース」価格表

Bグレードはビジネスに役立つ最安グレードで、維持費を抑える優れた低燃費とコンパクトな車体でビジネスに最適です。

WLTCモード燃費は2WD車で25.0km/L、4WD車でも23.2km/Lと上位グレードとかわりません。

装備面は基本的なものに限定して価格を押さえ、唯一4WD車でも100万円以下の車両価格になっています。

そしてB“SA Ⅲ”グレードはBグレードにダイハツの予防安全機能「スマアシ」を装着したグレードで、Bグレードより6万6千円アップとなります。

Lグレードは乗用車として充分な装備を備えたグレードです。実質的には個人で所有する最安グレードとなります。

L“SA Ⅲ”グレードはLグレードに「スマアシ」を装着したグレードで、Bグレードより6万6千円アップとなります。

トヨタ「ピクシスエポック」価格:86万200円~136万4000円

トヨタ「ピクシスエポック」

トヨタ「ピクシスエポック」は、子会社のダイハツ工業からOEM供給を受けるトヨタブランドの軽自動車「ピクシス」シリーズのひとつです。

ピクシスエポックはミライースをベースにした優れた低燃費と購入しやすい価格が特徴のモデルです。

外観はエンブレム類が変更されてます。

グレード構成と価格は全てミライースと同じになりますが、ミライースに設定されている特別仕様車の「X“リミテッド SA Ⅲ”」と「G“リミテッド SA Ⅲ”」の設定はなく、価格帯は86万200円〜136万4000円となっています。

SUBARU「プレオ+(プレオ)」価格:97万200円~136万4000円

SUBARU「プレオ+」

プレオは、SUBARUが製造・販売していた軽自動車ですが、2010年以降はダイハツからのOEM車となっています。

プレオ+は優れた低燃費と手ごろな価格設定を特徴とするミライースがベースとなっています。

トヨタ「ピクシスエポック」と同様に、プレオ+ではエンブレム以外はビジネス向けグレードが未設定となるため、2代目では「F」が廉価グレードの位置づけとなっている他グレード名と価格帯が異なっています。

ミライースに比べて割高に感じますが、全てのグレードに「スマアシ」が装備されています。

プレオ+価格表(消費税10%込み)

SUBARU「プレオ+」の価格表

さて、ここまで100万円以下で購入できる新車の軽自動車をご紹介してきましたが、車を購入する際には車両本体価格以外にもさまざまな費用がかかります。

もろもろの費用を含めて100万円以下で新車の軽自動車を買うことはできるのでしょうか?次章で計算してみましょう。

車を購入する時にかかる、もろもろの「費用」

車の購入費用は車両本体価格以外にも、税金や自賠責保険料などの法定費用、各種手続きのための代行費用など諸費用がかかります。

想定外の出費で予算をオーバーしないようにこれらの諸費用を知っておくことも必要です。

もし、諸費用を含めた予算が100万円で新車を購入するのならダイハツミライースLかBグレード、「スマアシ」装備車を希望するならミライースB“SA Ⅲ”ということになります。

※登録乗用車や商用車は税金や自賠責保険料は軽自動車の場合

ダイハツ「ミライース」購入にかかる費用の例

上図のとおり、例えば、ミライースB“SA Ⅲ”の車両本体価格は92万6200円ですが、自動車重量税や自賠責保険、販売諸費用、リサイクル料、税金・諸費用などを含めると99万8240円になります。

まとめにかえて

今回は100万円以下で買える新車をご紹介しました。部品の高騰や供給不足などの影響で車の値上がりが続き、ミライースのライバルだったスズキアルトも値上がりし100万円を越えてしまいました。

しかし、数台の車種が該当しましたが、車を購入するには諸費用も必要です。

また、ご紹介した諸費用以外にも、任意保険料や整備費用など車を購入・維持するには多くの費用が必要だということも理解しておく必要があります。

少しでも安い車を購入するにはトータルで考えることが必要です。

参考資料

  • ダイハツ工業株式会社「公式ミライースWEBサイト」
  • 株式会社トヨタ自動車「公式ピクシスエポックWEBサイト」
  • 株式会社SUBARU「公式プレオ+WEBサイト」

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