きょう、あす佐伯市で「桜まつり」 大名行列やマーチングパレードも【大分県】

大名行列やマーチングバンドのパレードなどさまざまなイベントが催される(写真は昨年の「さいき桜まつり」)
女島岸壁に着岸した海上自衛隊の補給艦「はまな」=29日午前、佐伯市

 【佐伯】佐伯市最大のイベント「さいき桜まつり」が30、31日、同市大手町の旧佐伯文化会館下のお祭り広場などで開かれる。大名行列やパレードなど盛りだくさんの行事で春の佐伯を盛り上げる。

 30日は午前10時から同広場で開幕行事。市内文化団体らがダンス、歌唱、太鼓などのパフォーマンスを繰り広げる。呼び物の「菊姫行列」は午後5時半に船頭町の京町通りで顔見せ。市中心部を巡った後、同8時半ごろ櫓(やぐら)門に到着する。

 31日は市中心部で午前11時から「佐伯藩大名行列・明神太鼓」。午後1時からは市内外のマーチングバンドが集う「桜パレード」がある。

 両日とも同広場に50以上の地元グルメや土産物の店が並び、のど自慢大会「春の歌げんかまつり」も開催。さいき城山桜ホール内外では子どもが楽しめる各種ワークショップも。

 会場周辺は交通を規制。無料駐車場として池船スポーツ公園、市役所、市総合運動公園を開放し、両公園と同ホール間はシャトルバスを運行する。問い合わせは同まつり実行委員会事務局(0972.22.3942)。

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 海上自衛隊は30、31両日の午前9時から午後3時半まで、佐伯市の女島岸壁で艦艇を一般公開する。観覧無料。

 艦艇は補給艦「はまな」、多用途支援艦「げんかい」、潜水艦の計3隻。許可された範囲で乗艦でき、輪投げや制服の着用体験もある。

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