県は31日、新型コロナウイルス感染症に関する医療提供体制が4月1日から通常の体制に完全移行することを踏まえ、県新型コロナウイルス感染症対策連絡調整会議を廃止する。会議の廃止に伴って事務局も業務を終了し、感染症対策課に業務を移す。
また、県の電話相談窓口も全て廃止となるほか、患者の入院状況やワクチン接種実績の発表も終了する。
今後、新型コロナに関する相談は、かかりつけ医や身近な医療機関などで受け付ける。
一方、県内82カ所の定点医療機関による患者の把握は継続し、県感染症発生動向調査週報で公表する。
県内コロナ入院277人
県は29日、新型コロナウイルス感染者の入院状況を公表した。27日現在で感染が確認された277人（前週比20人増）が入院している。このうち中等症は38人（同12人増）、重症者は1人（同1人減）だった。
