「汚染状況重点調査地域」 いわき、西郷、新地の指定を29日で解除

 環境省は東京電力福島第1原発事故を受けて国の財政支援で除染する「汚染状況重点調査地域」のうち、福島県のいわき、西郷、新地の3市町村の指定を29日付で解除した。3市町村内の空間放射線量の平均が毎時0.23マイクロシーベルト未満となったため。

 原発事故発生後、県内で41市町村が汚染状況重点調査地域に指定された。今回の解除で県内に残る重点調査地域は10市町村となった。

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