サッカー=シャビアロンソ監督、レーバークーゼン残留を表明

[29日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、首位レーバークーゼンを率いるシャビアロンソ監督は29日、来季もチームにとどまる考えを表明した。

レーバークーゼンと2026年まで契約を結んでいるシャビアロンソ監督は、シーズン無敗で3つのタイトル獲得の可能性を残すなど好成績を残しており、強豪クラブが次期監督として狙っていると報じられている。リバプール(イングランド)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の名が浮上していた。

シャビアロンソ監督は記者団に対し、「自分の将来に関して多くの臆測が飛びかうシーズンになっている。われわれには多くの試合があって忙しく、ここまで集中してきた。インターナショナルブレーク(代表チーム活動による中断)を使い、熟考を重ねて決断した」とコメント。

先週にクラブ首脳陣と会談したことを明かし、「レーバークーゼンの監督を続けると話した。若手指導者として、私にとってここが適切な場所だと感じている」と残留の意思を伝えたと語った。

シャビアロンソ監督はクラブが下位に低迷していた22年10月に就任すると、状況を好転させて最終的に6位に入って欧州リーグ出場権、26年までの契約延長を勝ち取った。今季はリーグで昨季王者バイエルンに勝ち点10差をつけて首位を走り、公式戦38試合無敗でドイツ記録を更新している。

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