黄砂でかすむ長崎港 長崎県内各地、一時「視程」10キロ未満

黄砂の影響でかすんだ市街地と長崎港=29日午後2時27分、長崎市片淵3丁目から望む

 長崎地方気象台は29日、長崎県内で黄砂を観測した。水平方向で見通しが利く距離「視程」が一時、長崎市内など各地で10キロ未満となり、佐世保市では午後1時ごろ約9キロ、対馬市厳原では午前11時20分ごろに約7キロとなった。
 屋外では黄砂が付着するなどの影響がある上、視程が5キロ未満になると交通障害が起きる可能性があるため、注意を呼びかけている。黄砂の飛来は31日まで続く見通し。

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