長崎県内自殺者数 10人増で226人 60代最多、学生・生徒は7人

 長崎県警は29日、2023年の県内での自殺者数は前年比10人増の226人だったと発表した。
 県警生活安全企画課によると、年代別で最も多かったのは60代の45人。次いで70代41人、50代37人。学生・生徒は7人。原因や動機を特定できたのは208人。複数の動機や原因を計上した結果、「健康問題」が135件と最多。「経済・生活問題」44件、「家庭問題」43件も目立った。
 男性が158人(前年比2人減)と約7割を占め、女性は68人(同12人増)。職業別では無職が129人(同7人減)と最多で、被雇用者・勤め人が73人(同21人増)。

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