公用車で人身事故、男性職員減給 松阪市が懲戒処分 三重

 【松阪】三重県の松阪市は29日、公用車で人身事故を起こした教育委員会事務局の男性職員(50)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分とした。

 男性は昨年1月18日午前9時半ごろ、看板を張り替えるため2トンダンプを路肩歩道に寄せ停車し、作業を終えて乗車した助手席の同乗者がシートベルトをしていないのに発進させた上、助手席側前輪の前にある歩道縁石にタイヤを乗り上げた。車体が大きく跳ね上がり、着地の衝撃で同乗者が車内の天井に頭部を強打する人身事故を起こした。

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