20代巡査を所属長訓戒 43キロ超過の速度違反 三重県警

 制限速度を大幅に超えて乗用車を運転したとして、三重県警は警察署勤務の20代巡査を所属長訓戒とした。22日付。県警は4日に道交法違反(速度超過)の疑いで巡査を書類送検した。

 県警によると、巡査は先月7日午前1時45分ごろ、外出先から帰宅中、県内の国道で、法定速度を43キロ上回る時速103キロで走行したとされる。速度違反自動取締装置(オービス)に検知され発覚。巡査が自ら上司に報告した。

 巡査は「帰宅時間が遅くなり、早く家に帰りたかった。周りの人や組織に迷惑をかけて申し訳なく思う」と話しているという。県警は「職員に対して安全運転に関する指導を徹底し、信頼回復に努める」としている。

© 株式会社伊勢新聞社