「第20回坊っちゃん文学賞」(愛媛県松山市主催)で茨城県茨城町出身で横浜国立大教育学部3年の望月滋斗さん(22)が大賞を受賞した。26日に小林宣夫町長を表敬訪問し、受賞を報告した。
望月さんは、大学に進学してから「短くて不思議な話」(望月さん)であるショートショート作品を書き始めた。4000字以内の規定がある同賞への応募は4回目で、今回は30作品応募。最終審査に2作残り、大賞と佳作を受賞した。
大賞作「ライフ・イズ・ア・ムービー」は、B級インド映画のような日常を送る男性が、ある女性との出会いから人生が変化していく物語。
1月下旬に受賞が決まり、大学や地元の友人、両親から祝福を受けた。今後について「大賞受賞は自信になった。自分だけの作品で1冊の本を出すことが目標」と話した。小林町長は「大成してほしい。引き続き頑張って書き続けてください」とさらなる活躍を期待した。