聖光学院女子野球部監督 OBの松崎氏(福島市出身)就任 夏の甲子園初白星時主将

 4月に始動する福島県伊達市の聖光学院高女子硬式野球部の監督に、岩手県盛岡市の盛岡大付属高硬式野球部で部長を務めた松崎克哉氏(37)が就任する。29日、同校が発表した。

 松崎氏は福島市出身、聖光学院高卒。2004(平成16)年に野球部主将を務め、全国高校野球選手権大会で同校の甲子園初勝利に貢献した。2009年から盛岡大付属高野球部部長として、甲子園に春夏合わせて9回帯同した。

 女子野球の監督を務めるのは初めて。「3年後に日本一となることを目標に選手を育てていきたい」と語った。

 4月に1年生29人が入部する予定。棚倉町出身で元日体大女子野球部の藤田捺己(なつみ)氏(22)が副部長兼コーチを務める。

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