【鹿島】2試合連続アベック弾なるか。チャヴリッチが語った鈴木優磨との共鳴「よく話をして、理解を深め合えている」

今日ホームでジュビロ磐田戦、ホームでの連勝を狙う。

[J1 5節] 鹿島-磐田/2024年3月30日15:00/県立カシマサッカースタジアム

J1リーグ鹿島アントラーズのアレクサンダル・チャヴリッチ(Aleksandar Cavric)が3月30日のカシマスタジアムでのジュビロ磐田戦、ホームでのチームの連勝とともに、自身リーグ2試合連続のゴールを狙う。

今季加入した鹿島の「7番」はこれまでリーグ4試合・2得点・1アシストを記録。インターナショナルマッチウィークの中断期を挟み、川崎フロンターレ戦(〇2-1)から2戦連続ゴールを狙う。開幕からはセンターフォワードでの起用が続いたが、川崎戦では左MFに入って、前線での対応力の高さも示した。

チャヴリッチは川崎戦のあと、「空いているスペースに走り込むことを練習から徹底し、それを出せました。ボールが抜けてきてくれて運もありました」「(サイドでの起用について)ストライカーにはよりディフェンスが求められ、以前と比べると難しいかもしれませんが、サイドでもストライカーでも、どのポジションでも自分はプレーできます」と語っていた。

この試合で収穫に感じられたのが、チームメイトとの連係が高まってきていたこと。特に鈴木優磨とは互いのことを感じ合いながら、川崎にそれぞれが不気味な脅威を与え続けた。結果、チャヴリッチと鈴木がゴールを決めて、2-1の勝利を収めた。

チャヴリッチは鈴木との関係性に、こう語っていた。

「今日のように1点ずつ取れたら理想的ですね。よく話をしていますし、理解を深めることができています。まだ自分が来てから1か月半しか経っていないので、向上の余地はたくさんあります。コミュニケーションをさらにとって、連係を高めていければと思います」

クロアチア出身、スロバキア代表に選出経験のある29歳のFWは、そのように共鳴からの好感を得ていた。

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2試合連続のアベック弾――。期待しすぎかもしれないが、互いが互いの良さを引き出し合う先に十分あり得るはずで、二人はもちろん貪欲にゴールと勝利を狙っている。

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