業務放置などで職員2人を減給 日光市が懲戒処分 無断で長時間離席も

日光市役所

 日光市は29日、担当業務を放置したなどとして市教育委員会事務局の男性主幹(58)を減給10分の1(6カ月)、勤務時間中に無断で職場を離れたとして同局男性主幹(54)を減給10分の1(2カ月)に懲戒処分したと発表した。

 市によると、男性主幹(58)は2023年度当初から担当する契約手続きを放置したり、契約した後も業者から届いた請求書を放置して支払いを遅延したりした。注意したが改善が見られなかったという。

 またもう1人の男性主幹(54)は23年4~11月、勤務時間中に10回以上、無断で長時間にわたって職場を離れていた。

 市人事課は「再発防止に向けて職員の指導を徹底し、市民の信頼回復を図りたい」としている。

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