【NBA】八村塁が豪快ダンク3本を叩き込み14得点!しかしレイカーズはショット不発でペイサーズに完敗、連勝は5でストップ<DUNKSHOOT>

現地時間3月29日(日本時間30日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスでインディアナ・ペイサーズと対戦。90-109で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の41勝33敗(勝率55.4%)とした。

両軍の先発は、レイカーズがディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人。対するペイサーズはタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーと、ともにここ最近は不動のスターティングラインナップでゲームに臨んだ。

今月24日にも対戦し、150-145の超ハイスコアリングゲームを展開した両チーム。その試合とは打って変わって、前半はロースコアな試合運びとなる。とりわけレイカーズは3ポイントが2/13、成功率にして15.4%とアウトサイドシュートが大乱調。接戦ではあるものの相手に終始リードを許し、49-54と5点のビハインドを背負って後半を迎えた。
第3クォーター、徐々に点差が開き始める。ペイサーズはシアカムが10得点を奪うなどオフェンスを牽引し、最大16点までリードを拡大。レイカーズはこのピリオドも3ポイントが1/9(成功率11.1%)と壊滅的で、72-86と大きく離され第4クォーターに突入した。

ラスト12分、何とか食らいつきたいレイカーズはデイビスらの得点で7点差まで迫るも、要所でリーブスがターンオーバーを犯してしまい捉えるには至らず。その後0-12のランを喰らうなど逆に21点差まで拡げられ、残り2分8秒に主力を下げて白旗。ゲームを通じて3ポイントは5/30(成功率16.7%)と、最後まで長距離砲が不発に終わったのが敗因となった。

ここ2試合連続でダブルダブル、27日のメンフィス・グリズリーズ戦では32得点に10リバウンドと爆発した八村。この日は第1クォーター残り11分1秒、リーブスのアシストを受け、右ウイングからチーム初得点となる3ポイントを沈め幸先のいいスタートを切る。
その後はショットが決まらず残り3分14秒にベンチへ下がると、残り8分9秒から登場した第2クォーターは3本のダンクをお見舞い。残り4分15秒、トップ・オブ・ザ・キーからリムアタックを仕掛け豪快なワンハンドスラム、残り2分44秒にはトランジションからリーブスのバックビハインドパスを受けボースハンド、残り30秒には再びリーブスのアシストを受け、リバースダンクを叩き込んだ。

第3クォーターは頭からコートへ。残り8分2秒、マークマンがハリバートンと見るやすかさずミスマッチを突き、力強いポストプレーからショットに持ち込みファウルを獲得する(フリースロー2本成功)。
その後は得点機会なく残り4分43秒にベンチへ下がり、第4クォーターは残り9分13分にコートイン。しかしシュートを放てる場面でもパスを捌くなどやや消極的なプレーも目立ち、残り2分28秒には右ウイングから3ポイントを決めたものの、すでに16点差がついていたこともあり焼け石に水だった。

最終的なスタッツは、31分17秒のプレータイムで14得点(フィールドゴール5/10、3ポイント2/4、フリースロー2/2)。2桁得点試合を3に伸ばした。

連勝が5でストップしたレイカーズ。次戦は中1日空いて31日、敵地バークレイズ・センタ―でブルックリン・ネッツとの対戦が組まれている。終盤戦最大の山場であるアウェー6連戦の4戦目、気持ちを切り替え勝利を掴みたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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