笹生優花が6位で決勝へ 畑岡奈紗10位 渋野日向子は予選落ち

6位に浮上した笹生優花(写真は2024年ファーヒルズ朴セリ選手権)(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇フォード選手権 presented by KCC 2日目(29日)◇セヴィールG&CC (アリゾナ州)◇6734yd(パー72)

76位から出た笹生優花が9バーディ、ノーボギーの「63」と伸ばし、通算11アンダーの6位に急浮上した。「朝だったのでそんなに(グリーンの)芝も伸びていないし、パットがしやすかった」という午前スタートからチャージをかけ、首位に3打差で週末を迎える。

笹生は前半11番からの4連続バーディで一気に加速。後半もグリーン外からパターで流し込んだ2番(パー5)から再び4連続で伸ばし、7番ではピン奥1.5mにつけて9個目を奪った。この日は全ホールでフェアウェイを捉え、グリーンを外したのは3ホールのみ。グリーン上も25パットに収め、「大きなミスもなかったし、本当にいい流れが作れた」と会心のラウンドを振り返った。

畑岡奈紗は32位から6バーディ「66」と伸ばし、通算10アンダーの10位に浮上。勝みなみは「67」、西村優菜は「68」で通算8アンダー28位。古江彩佳は「66」の通算7アンダー45位で決勝へ。

ルーキーシーズン2戦目の吉田優利は96位から6バーディ、1ボギーの「67」と伸ばし、通算6アンダー52位で今季初の予選通過を決めた。

予選通過ライン5アンダーはツアー最少スコア記録に並ぶロースコアの展開で、西郷真央は通算3アンダーの94位、渋野日向子と稲見萌寧は通算1オーバーの126位で予選落ちに終わった。

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