「みんなみたいに、未来の無い男に尽くすなんて無理ww」マウント女に → 夢を叶えた夫が告げた言葉は?

家族の夢を応援する姿勢はすばらしいですが、それを周りに自慢したり、他人を蔑む材料にしたりするのは大きな間違いですよね。今回は私の体験談です。私の知人で、他人だけでなく夢に向かって努力する旦那まで見下していた女性の、自業自得なエピソードを紹介します。

「私が家庭を支えてあげている」と言うけれど……

以前私が事務職として働いていた会社に、A子というママ社員がいました。

A子の旦那は弁護士になるために法科大学院に通っているとのことで、A子はよく「あなたたちの旦那って将来安泰なの? 年収の低い会社員とか、未来がない男に尽くすなんて無理無理!」などと周りを見下す発言をしていました。

それに加えて、「今は旦那が学生だから、私が金銭的にも精神的にも、家庭を支えてあげているの」と自慢げに話すことも。

しかし他の人が「じゃあ今はA子の収入だけで家族の生活費を賄っているの?」と聞くと、「いや、旦那は独身時代の貯金を切り崩して、生活費の半分と学費を払っている。本来は私の分も面倒見ろって感じだけど、弁護士になるまでは我慢してるの!」と言うのです。

さらにほぼ毎日、子供をA子の実家に預けている上、A子の晩ご飯と弁当まで母親に作ってもらっているとのこと。

A子に「実家にいくらお金を渡しているの?」と聞いても「え、どうして実家にお金をあげる必要があるの?」と会話になりません。

私を含め、話を聞いている同僚は(それって金銭的に支えてるとは言わないよね? この調子だと精神的な支えになってあげているとも思えないし、どうなることやら)と白い目で見ていました。

晴れて夢を叶えた旦那が、妻に告げた言葉は?

数年後、A子の旦那は晴れて弁護士になりました。

最初、A子は「夫婦で頑張ってきた結果よ! これからリッチな生活が待っているわ♡」と周りに自慢しまくっていました。

しかしその後、すぐに旦那から「君の傲慢な性格では、一生添い遂げるのは無理だ」と離婚を切り出されたそうです。

話し合った末、結局A子夫婦は離婚しませんでした。
その後のA子は改心して別人のように大人しくなり、自慢話や旦那の愚痴を言うことも一切なくなりました。

そして家庭内では完全に立場が逆転したようで「今は旦那に捨てられないように、家事育児を頑張っているの」と自嘲気味に笑うA子の姿を、今でもたまに思い出します。

最後に

周りを見下して、上から目線で接してくる人と一緒にいたい人はいませんよね。日頃の行いは、いずれ自分に返ってくることを忘れないようにしましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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