1年でのラツィオ退団が濃厚視されている鎌田大地にスペインのセビージャが関心を持っているようだ。
スペインメディア『todofichajes』が3月29日、「セビージャは鎌田を追っている」と題した記事でこう伝えている。
「セビージャは来シーズンに向けてチームを強化するための補強を模索しており、最もお気に入りの名前のひとりが日本人選手のカマダだ。この選手は現在、ラツィオでプレーしており、フィールド上でのスキルと多才さでアンダルシアのチームから注目を集めている」
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同メディアは「カマダとラツィオの契約は2024年6月30日までとなっている。契約を2027年まで延長する可能性はあるが、セビージャはそれを阻止し、この選手を獲得したいと考えているだろう」と続けている。
「今シーズンの鎌田の数字は最高ではなかったが、セビージャは彼のクオリティと中盤を強化するポテンシャルを高く評価している。27歳の日本人にはまだ改善の余地があり、彼の加入はセビージャに新たな次元をもたらす可能性がある。セビージャは複数の選手が退団するかもしれないため、チームを強化して来シーズンに向けて最高レベルで戦い、上位復帰を目ざすための代替選手としてカマダを注視している」
マウリツィオ・サッリ前監督の下では、満足な出場時間を与えられなかった鎌田は、イゴール・トゥドール新体制での立場の変化が注目されている。
今夏には契約が切れてフリーで移籍できる状態となるため、その去就は今後も関心を集めそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部