シクサーズでオールスターへ成長したタイリース・マクシーが今夏マックス額で契約か?

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マクシーは、3月30日(現地時間29日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で、今シーズンのアウォード選出対象となる65試合目の出場を飾った。

シクサーズはこの試合を114-117で落としたことで3連敗。イースタン・カンファレンス8位の39勝35敗とし、7位のマイアミ・ヒート(40勝33敗)とのゲーム差が1.5となった。

その試合で16得点11アシスト2スティールを残したマクシーは、2020年のドラフト1巡目21位でシクサーズから指名され、今シーズンにオールスター選手へ成長を遂げた188センチ90キロのガード。

23歳の若手ガードは、キャリア4年目の今シーズンに平均37.5分25.6得点3.7リバウンド6.2アシスト1.0スティールという好成績を残している。シクサーズで来シーズンも契約下にいるのはジョエル・エンビード、ポール・リードのみのため、制限付きFA(フリーエージェント)のマクシーは大型契約を結ぶことが確実視されている。

『ESPN』のボビー・マークスによると、今夏マクシーは5年2億450万ドル(約308億7950万円)のマックス契約を結ぶ資格があるという。そしてオールNBAチームへ初選出されれば、その契約総額は5年2億4500万ドル(約369億9500万円)まで跳ね上がることとなる。

2020年のドラフト同期のうち、オールスターへ選出されたのはアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)とマクシーのみ。

マクシーを除く3選手は、いずれも今シーズン開幕前の時点でマックス額の延長契約を結んでいることから、シクサーズのオールスターガードがその仲間入りを果たす可能性は十分あるだろう。

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