袴田巌さん再審公判 5点の衣類に付着した血痕をめぐる証人尋問2日目

いわゆる袴田事件の再審やり直し裁判は、25日に引き続き、犯行着衣とされた5点の衣類に付着した血痕をめぐる証人尋問が続いています。

1966年 旧清水市で一家4人を殺害したなどとして、死刑が確定している袴田巌さん(88)の再審は、最大のヤマ場とも言える法医学者らの証人尋問が行われています。

裁判は先ほど開廷し、検察側が申請した久留米大学の神田芳郎教授が証言しています。

神田教授は25日の尋問で血痕に赤みが残る可能性を指摘しました。

26日はこの後、弁護側が申請した旭川医科大学の清水恵子教授ら3人への尋問が予定されています。

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