ウェンバンヤマが記録的ダブルダブル…40得点20リバウンド以上を挙げたシャック以来初の新人に

3月30日(現地時間29日)、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマがニューヨーク・ニックス戦で40得点20リバウンドを記録し、ルーキーでは1993年のシャキール・オニール(当時オーランド・マジック)以来となる1試合40得点20リバウンド以上を挙げた選手となった。

ウェンバンヤマは37分42秒にわたって出場し、40得点20リバウンドに加えて7アシスト2スティール1ブロックと存在感を発揮。フィールドゴール成功率は59.1パーセント(22本中13本)、3ポイントシュート成功率は44.4パーセント(9本中4本)、フリースロー成功率は83.3パーセント(12本中10本)と高確率にゴールを沈めた。

また、ウェンバンヤマは1試合40得点20リバウンド5アシスト以上を挙げたスパーズ史上初のプレーヤーに。試合はオーバータイムにもつれる大激戦となったが、ウェンバンヤマの活躍も光り、130-126でスパーズが勝利を飾っている。

試合後のインタビューに招かれたウェンバンヤマは、「(レギュラーシーズンの)70試合を終えた今でも、毎晩このアリーナが満員になっているのを目にしているよ。みんな大好きだ、サポートに感謝する。Go Spurs Go!」とファンにメッセージを贈った。

リーグを席巻したレジェンドに肩を並べるレコードを達成したウェンバンヤマ。得点のキャリアハイも更新するなど勢いはとどまるところを知らず、残りの8試合でも記録級のプレーに期待が増すばかりだ。

勝利の立役者となった新星にファンは殺到[写真]=Getty Images

【動画】ウェンバンヤマが叩き出した40得点20リバウンド!

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