吉田正尚、鮮やか中前打で2試合連続安打 レッドソックスは零敗で今季初黒星

○ マリナーズ 1 - 0 レッドソックス ●
<現地時間3月29日 T-モバイル・パーク>

レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が29日(日本時間30日)、開幕2戦目のマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2試合連続安打含む2出塁をマークしたが、チームは完封負けで今季初黒星を喫した。

初回の第1打席は一死一塁でマリナーズの先発右腕・カービーと対戦。一塁走者のデュランが盗塁と暴投で三塁へ進み、一死三塁で最後はフルカウント後の低めボール球を冷静に見極め一塁へ歩いた。

3回の第2打席は遊ゴロ、6回の第3打席は空振り三振に倒れたが、0-1で迎えた8回の第4打席に快音。二死一塁でマリナーズの3番手右腕・スタニクと対戦し、2ボール1ストライク後の98.4マイル(約158キロ)直球を綺麗に中前へ弾き返した。

レッドソックスは吉田の2試合連続安打で二死一、三塁の好機を作ったが、続くストーリーが三ゴロに倒れ無得点。今季初の完封負けで開幕2連勝とはならず、吉田は3打数1安打、1四球1三振の打撃結果で打率は.286、OPSは.804となった。

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