大谷翔平、4の0もドジャース快勝 ベッツ3戦連発、新加入T.ヘルナンデス2連発

○ ドジャース 6 - 3 カージナルス ●
<現地時間3月29日 ドジャー・スタジアム>

ドジャースの大谷翔平選手(29)が29日(日本時間30日)、本拠地でのカージナルス戦に「2番・指名打者」でフル出場。4打数無安打で今季初のノーヒットに終わったが、チームは計4本塁打の一発攻勢で勝利した。

初回は1番・ベッツが先頭打者アーチを放ったあと、無死無走者でカージナルスの先発左腕・トンプソンと対戦。2ボール2ストライク後の低めスライダーに上手くバットを合わせたが、二塁手の好捕に阻まれ二直に倒れた。二死無走者だった3回の第2打席は1ストライク後のスライダーを打つも左飛。無死一、二塁だった5回の第3打席はカウント2-1後のスライダーを打ち損じ二ゴロ併殺に倒れた。

救援右腕・ガエゴスと対戦した7回の第4打席は空振り三振。4打数無安打1三振の結果で打率は.294となり、今季4試合目で初の無安打試合となった。

試合前には2023年のシルバースラッガー賞(各ポジションで最も優れた打者賞)の受賞式が行われ、同賞を受賞したベッツとともにグラウンドへ。記念の表彰盾を手に笑顔を見せ、本拠地ファンから大きな拍手が送られた。

大谷は自身の表彰式に花を添えることはできなかったもののドジャースは本拠地で2連勝。攻撃陣はベッツの先頭弾に続き、大谷らとともに補強の目玉だった6番のテオスカー・ヘルナンデスが移籍後初アーチを含む2打席連発で計4打点。投手陣は8回にカージナルス打線の反撃を受けたものの、6回2安打無失点、11奪三振の快投を見せた2年目の先発右腕・ミラーは今季初登板を初勝利で飾った。

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