DeNA・三浦監督、守護神は「全員でやっていきます」現状では固定しない方針

DeNAの三浦大輔監督が30日、広島戦の試合前に守護神について言及した。

29日の広島との開幕戦では1点差の9回に森原康平が登板し、今季初セーブを挙げた。森原といえば、オープン戦で4試合登板して、0勝2敗、15.00と結果を残せていなかった。

報道陣に抑えの決断について聞かれた三浦監督は「結果だけじゃなく内容も見ながら、ボールの質も見ながら、ピッチングコーチと話しています」と明かし、「全員で戦っていきます。全員ですよ。ベンチにいるメンバー全員で(軸とかでなく)相性も状態も調子もそうですけど、登板間隔もそうですけど、全員でやっていきます。それができると思っていますし、やっていきます」と、複数で抑えを任せていく構想を示した。

その前を投げる勝ち試合の8回についても三浦監督は「9回も決まっていないですからね、8回も全員で行きます。全員で行きます。なぜ皆さん決めたがるんですかね、企業秘密です(笑)」と笑顔で話していた。

リードしていた展開で、今日はどの投手が勝ち試合の8回、9回に登板するか注目だ。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)

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