「素晴らしい知らせだ」旗手怜央が首位決戦を前に戦列に復帰!練習試合の出来にセルティック指揮官も満足「とてもハードワークをしていた」

大一番が近づいているなかで、セルティックに朗報だ。

3月31日に行われるスコットランドリーグ第31節のリビングストン戦を前に、ブレンダン・ロジャーズ監督は負傷で離脱していた旗手怜央が戦列に復帰することを明かした。

旗手は日本代表として参戦したアジアカップでふくらはぎを負傷。2か月以上に渡って戦列を離れていた。だが、セルティック専門サイト『The Celtic Star』によると、リビングストン戦を控えた会見で、指揮官は「ハタテは戻った。チームで起用可能だ。素晴らしいニュースだね」と話している。

「彼はとてもハードワークしていた。練習試合に出てフィットネスを整えた。戻ってきたのは素晴らしい知らせだ」

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今季の旗手はシーズンを通じてケガに悩まされてきた。開幕から間もなくしてふくらはぎを痛めると、10月には太ももの負傷で2か月超の戦線離脱。年明けに復帰したものの、アジアカップでの負傷で再び離脱を余儀なくされている。

リーグ戦での出場はわずか8試合。チャンピオンズリーグでの3試合を合わせても、今季の公式戦で出場11試合にとどまっている。ロジャーズ体制になった今季、セルティックは過去2シーズンのような支配力を見せられていないが、旗手不在が一因との声もあるほどだ。

首位に立つセルティックだが、2位の宿敵レンジャーズとは1ポイント差。しかも消化が1試合多い。それだけに、4月7日に敵地で行われるダービーマッチは非常に重要だ。

そのビッグマッチを前に旗手が戦列に復帰したことは、ロジャーズとセルティック関係者にとって心強いに違いない。思うように試合に出られない時期を繰り返しただけに、フィットネスやコンディションの懸念は尽きないが、残りわずかとなったシーズンで旗手が活躍できるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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