岩手県施設のネーミングライツ、新たに3カ所 24年度から使用

 岩手県は29日、盛岡市内の県有3施設について新たな命名権(ネーミングライツ)を発表した。県営運動公園スポーツクライミング競技場は「オノデラサインクライミングベース」、県立博物館特別展示室は「オザワ工業ぎゃらりー」、緑の広場(旧中央病院跡地)は「ネクスト子どもと緑の広場」となる。それぞれ2024年度から使用する。

 ネーミングライツ料は施設の維持管理や環境美化に役立てられ、スポンサー企業にとってはイメージ向上や広告効果が期待される。

 県は13年度に県有施設のネーミングライツを導入。盛岡市のトーサイクラシックホール岩手(25年3月まで)とアイーナ7階ホール「小田島組☆ほ~る」(同)、普代村の「普代水門 東京建設コンサルタント」(26年3月まで)、滝沢市の「ツガワ未来館アピオ」(28年3月まで)と合わせて8件となった。

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