静岡県の公示地価  住宅地は下落 商業地は上昇傾向  住宅地の最高価格は静岡市駿河区曲金6丁目

静岡県内の公示地価が発表されました。住宅地は下落傾向ですが、コロナ禍から経済活動が回復基調にあることから商業地などで上昇傾向にあります。

静岡県内の最高価格地点です。住宅地は静岡市駿河区曲金6丁目で1㎡あたり34万2000円と6年連続1位に、商業地は静岡市葵区呉服町2丁目で1㎡あたり144万円、42年連続の1位となりました。

また、商業地の中で最も変動率が上昇したのは、JR熱海駅から歩いて10分ほどの所にある熱海市銀座町5丁目でした。

新型コロナが感染症法上5類に引き下げられ、賑わいが戻ったことや、出店意欲が顕著なことから、前の年を上回る13.2%でした。

一方で県は沿岸部にあり少子高齢化が進んでいる地域は、住宅地と商業地ともに下落が続いていて、課題が残るとしました。

© 静岡朝日テレビ