【大阪杯/穴ライズ】「まだ世間にバレていない強さあり、GIでの大物喰いを警戒」 単勝オッズ“15倍”前後の伏兵

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■ミッキーゴージャス

父は2018年の宝塚記念を制したミッキーロケット、母は15年のオークスと秋華賞を勝利し牝馬二冠を果たしたミッキークイーンという、馬主ゆかりの良血馬だ。関係者の期待の高さの表れか、デビューしてからここまで、大事に使われてきた。

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開花の兆しが見えたのは、昨年9月に行われた2勝クラスの夕月特別。中団追走から直線で鋭く脚を伸ばしこのレースを制すると、次走の修学院S、そして前走のGIII愛知杯まで一気に3連勝を達成、重賞初制覇を果たしている。目下の勢いは出走馬中NO.1といっても過言ではない馬だ。

牝馬限定GIII後の参戦というローテーションで今回は伏兵止まりの印象も、芝2000mは【4.0.0.1】と大得意。そのなかには阪神芝2000mの勝ち鞍も含まれている。1分57秒9の前走走破時計は優秀。強さがまだ完全にバレきっていない印象がある今回、大物喰いがあっても驚けない。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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