松山・えひめこどもの城、自動運転の電動カート配備 ジップライン乗り場まで移動楽々

自動運転のコシロ・カートに乗る子どもら=30日午後、松山市西野町

 えひめこどもの城(愛媛県松山市西野町)に自動運転の電動カート「コシロ・カート」が5台配備され30日、オープニングセレモニーがあった。ワイヤを滑車で滑る遊具「とべもりジップライン」の利用者がスタート地点まで楽に行けるようになり、子どもらが快適な乗り心地を楽しんだ。

 カートは1台5人乗りで時速3~8キロ。5台が連なって走る。地中に電磁誘導線が埋め込んであり、車両下部のセンサーが感知し決められたコースを移動する。あいあい児童館からジップラインのスタート地点までの約600メートルの所要時間は7分ほど。こどもの城によると、従来は徒歩で20~30分かかっていた。

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