宇都宮・宮の橋屋台が“復活” 31日まで、ギョーザやイチゴ大福、地酒など販売 シダレザクラもライトアップ

多くの人でにぎわう「復活!宮の橋屋台2024」

 【宇都宮】かつて屋台が立ち並んだ宮の橋周辺のにぎわいを再現しようと、屋台で飲食物を販売する「復活!宮の橋屋台2024」(MIZBERING宮の橋 宮の橋・田川活性化プロジェクト実行委員会主催)が30日、宮の橋北側の歩道で初めて開かれた。31日まで。

 田川沿いには1994年まで屋台が立ち並び、「宮の橋屋台」として親しまれていた。同実行委はJR宇都宮駅西口エリアの活性化を模索する中で田川周辺のポテンシャルに着目。水辺空間活用の一環としてイベントを開催した。

 ギョーザやイチゴ大福、地酒などを販売する4店舗が出店した。通りがかった人たちは屋台に足を止め、軽食を食べながら談笑する姿が見られた。知人と訪れた松原2丁目、団体職員宮下順子(みやしたじゅんこ)さん(70)は「橋の上は川風が心地よく、見晴らしがいい。時代に合わせた形で、楽しい思い出ができる場所になるといい」と話した。

 午後6時半には一斉乾杯を行い、同橋東側のシダレザクラ2本をライトアップした。ライトアップは4月5日まで、午後6~9時に毎日実施される。

多くの人でにぎわう「復活!宮の橋屋台2024」

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