アン・ハサウェイ 大物監督に救われた 演技に批判殺到も「美しい役を与えてくれた」と感謝

美貌のハリウッド女優アン・ハサウェイ(41)は、ネット上の荒らしにあっていた時に救ってくれたと、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督(53)を称賛した。アンは、2013年『レ・ミゼラブル』でアカデミー助演女優賞を受賞するまでの間、そして受賞後も、その演技や健全な「いかにもアメリカの女の子」的イメージを巡り激しい批判や荒らしにさらされていたという。同賞受賞後に自分自身をググってみたところ、検索結果の上位に「なぜみんなアン・ハサウェイが嫌いなのか」というタイトルの記事があったといい、ノーラン監督が2014年の『インターステラー』で、NASAの科学者アメリア・ブランド博士の役を与えてくれたことで救われたと感じていると語った。

ヴァニティ・フェア誌でアンはこう回想している。「多くの人が、私のアイデンティティがネット上でどれだけ批判されているかを気にして、私に役を与えようとしなかった」「でもクリストファー・ノーランという天使がいたわ。彼はそんなことを気にせず、私が出演した最高の映画のひとつの中で最も美しい役のひとつを与えてくれたの」

それ以前には、ノーラン監督の2012年作『ダークナイト ライジング』でキャットウーマンのセリーナ・カイルを演じていたアン、「もし彼が私を応援してくれなかったら、私のキャリアは勢いを失いかねなかったでしょうね」と続けている。

またアンは、自分が直面した荒らしや批判についてこう加えて語っている。「屈辱を味わうのは辛いことよ」「でも大事なのは、それで心を閉ざさないこと。『安全なところで無難に過ごしていれば、注目を集めすぎなければ、傷つくことはない』と思ってしまうから、大胆であることは難しいかもしれない」「でも時間、お金、注意力、気遣いを投資してもらうんだから、それらすべてに見合うものを与えなければならないのよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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