【ガーデニング】いますぐ庭に迎えたい春の定番花「多年草・一年草6選」

北海道富良野、茨城県ひたちなかなど<有名観光地のあの花>育ててみませんか?

日に日に暖かくなり、ガーデニング欲が高まる季節ですね。この春はどんな花を植えようかと迷っている方も多いのではないでしょうか。

植える花に迷ったら、春ガーデニングの定番花を植えてみるのはいかがでしょうか。定番花は育てやすいものが多く、育て方も調べやすいため、初心者さんにもおすすめです。

この記事では、今すぐお庭にお迎えできる、春の定番花6選を参考価格とともにお伝えします。記事前半は「春花壇や鉢植えを彩る定番花」、後半は「有名観光地の花を自宅の庭で」がテーマ。

今回ご紹介する植物はすべて、日当たりと風通しのよい場所で花付きがよくなります。春の暖かい太陽の光をたくさん浴びせてあげてくださいね。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する春の定番花

北海道富良野市、茨城県ひたちなか市など有名観光地の「あの花・この花」育ててみませんか?
  • ガーベラ
  • ナデシコ(ダイアンサス)
  • ペチュニア
  • ネモフィラ
  • ラベンダー
  • シバザクラ

春らしさ満点!春花壇や鉢植えを彩る定番花3選

ガーベラ[落葉多年草(宿根草)]

ガーベラ Gerbera jamesonii Hybrid/キク科

ガーベラは花茎をすっと伸ばし、春と秋に存在感のある花を咲かせる定番花。赤、ピンク、黄色、オレンジなど花色が豊富で、明るく元気な色が多い印象です。

春・秋花壇の主役や鉢植え、切り花としても楽しめます。高温多湿や寒さで弱ることがあるため、鉢植えで育てるのがおすすめです。

蒸れに弱いので、乾燥気味に育て、ときどき古い葉を取り除きましょう。開花中は化成肥料を与え、花がら摘みをすると長く花を楽しめます。真夏と真冬は軒下に移動させてください。

※参考価格:300~1500円前後(3号ポット苗)

ナデシコ(ダイアンサス)[常緑多年草]

ナデシコ(ダイアンサス)Dianthus/ナデシコ科

ナデシコも春花壇の定番花。花びらの先が細かく割けた、かわいらしく繊細な花を咲かせます。春から秋までと長い花期も魅力で、植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれる多年草です。

白、ピンク、赤、紫など優しい色合いの花が多いため、ナチュラルガーデンの主役におすすめ。たくさん咲いたら切り花にしてお部屋で楽しめます。

開花中はときどき化成肥料を与え、花がら摘みをすると花付きがよくなります。高温多湿が苦手なので、乾燥気味に育ててください。

※参考価格200~900円前後(3号ポット苗)

ペチュニア[一年草(原産地では多年草)]

ペチュニア Petunia/ナス科

花色が豊富で、ラッパ型のかわいらしい花を株いっぱいに咲かせるペチュニア。春から秋まで長い期間花を咲かせてくれるので、春だけでなく夏や秋の花としても定番です。

こんもりと茂り、垂れるように枝を伸ばして花を咲かせるため、ハンギングにすると見栄えがよくなり、おすすめです。生育旺盛なので、花壇の主役としても活躍します。

ときどき化成肥料や液体肥料を与え、こまめに花がら摘みをすると花付きがよくなります。枝の先端にしか花をつけないので、梅雨前に地際から10cmほどの位置で切り戻し、新しい芽を伸ばしましょう。

※参考価格:150~800円前後(3号ポット苗)

いよいよ後半は「有名観光地の花を自宅の庭で」がテーマです。一面に広がる花畑とはいかないけれど、我が家の庭で育てる愛くるしい花たちは、どんな名所の絶景にも勝ること間違いなし!

有名観光地の花をわが家の庭に!春ガーデニングの定番花3選

ネモフィラ[一年草]

ネモフィラ Nemophila/ムラサキ科

ネモフィラといえば、茨城県のひたち海浜公園みはらしの丘が有名ですね。「ネモフィラブルー」とも呼ばれる花色は、淡く澄んだ空色。魅力的な春の定番花です。

地面を這うように成長するため、春花壇の縁取りやハンギングにおすすめ。春の寄せ植えの一員として、鉢植えにしても素敵ですよ。

ネモフィラの苗を植えるときは、根を崩さないようにしましょう。こまめに花がら摘みをすると、長くたくさんの花を楽しめます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ラベンダー[常緑多年草]

ラベンダー Lavandula/シソ科

北海道の富良野地方で有名なラベンダー。他にも日本各地にラベンダー園やラベンダーパークと名の付く名所がありますね。春の終わりころから初夏に、よい香りのする紫色の花を咲かせるハーブです。

春花壇やハーブガーデン、鉢植えにもおすすめです。花を収穫してお部屋に飾ったり、ドライフラワーにしたりと、楽しみ方がたくさんあるラベンダー。常緑多年草なので、一度植えれば毎年お花を楽しめます。

やや乾燥した環境でよく育ち、蒸れに弱いです。梅雨前に収穫を兼ねて剪定し、株の中の風通しをよくしておきましょう。イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーは寒冷地向き、フリンジドラベンダーやレースラベンダーは暖地向きの品種です。

※参考価格:200~700円前後(3号ポット苗)

シバザクラ[常緑多年草]

シバザクラ Phlox subulata/ハナシノブ科

シバザクラも千葉県の東京ドイツ村や兵庫県の芝桜園など、各地に名所があります。地面を這うように育ち、春にサクラに似た花が地面を覆うように咲くため、サクラの絨毯を楽しめる定番花です。

ほふく性の常緑多年草なので、グランドカバーにおすすめ。少し段差のある場所に植え、こぼれるように垂れ下がる姿も素敵です。

蒸れに弱いので、花後に少し刈り込んで梅雨と夏に備えましょう。広がりすぎてしまったら、好きな場所で切り戻せます。

※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗)

まとめ

今すぐお庭にお迎えできる、春の定番花を6つご紹介しました。植えてみたい植物はありましたか?

定番の花は話題性もあり、花の名前も覚えやすいので愛着がわきますよ。春花壇や鉢植えを春の定番花で彩りましょう。

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